フレームとは、映像の単一フレームの事を言います。映像は一秒間に複数枚の内容が違う画像を差し替え、滑らかに動いている様に見えるように出来ています。この映像を構成するフレーム一枚、一枚の事をフレームと呼びます。
ここではフレームについて解説していきます。
フレームの詳細
フレームは、コマともよばれる。 少しずつ内容のちがう静止画を連続して表示することで、画のなかの対象が動いているように見せる技術である。 この映像を構成する1枚1枚の静止画のことをフレームとよぶ。
業界でよく使われるフレームレートの紹介
フレームレートとは一秒間にフレームを何枚切り替えるかの度合いを表す値のことをいいます。映画やゲームなどにより様々な物が存在するので紹介していこうと思います。
3〜5fps
3〜5fpsは一般的に防犯カメラや監視カメラに多いフレームレートになります。カクカクした映像が想像できると思いますが、24時間366日録画していると考えるとデータ容量からこのくらいが妥当だと考えられます。
24(23.98)fps
一般的な映画に使用されているフレームレートです。何故24fpsなのか、それは人の目に丁度良いからです。過去にHobbitと言う映画が倍の48fps版で出ていましたが、撮影現場にいる様な感覚になってしまったそうです。というのはいくら突き詰めても演者の動きは演技に過ぎません。フレームレートが高くなるとその演じているのがばれてしまうのです。よって24fpsが主に使用されています。
25fps
欧州のテレビやDVD(PAL圏内)にて使用されています。PALとは西ドイツで開発されたカラーテレビジョン方式をさしており、欧州のPAL採用国はこのフレームレートとなっています。
30(29.97)fps
日本のテレビやDVDに使用されているフレームレートです。
50fps
欧州の4K・8kテレビやDVDに使用されているフレームレートです。
60(59.94)fps
日本の4K・8kテレビやDVDに使用されているフレームレートです。
120(119.88)〜240fps
一部のスポーツ用途カメラやゲームや3D映画などに使用されているフレームレートです。
Mayaでフレームレートを変更
それではMayaでフレームレートを変更していきたいと思います。Mayaの画面右下にあるプルダウンをクリックすると下記の画像のように様々なフレームレートが出現します。
以上になります。