図形作成中に、既に引いた線と同じ線を引くようなケースが出てきます。そんな時には引いた線の属性取得の操作を行いましょう。この操作をすれば引いた線の種類や色まで一発で取得することが出来るのでとても時短になります。
※このサイトは広告が含まれております。リンク先の他社サイトにてお買い求めの商品、サービス等について一切の責任を負いません。
線属性取得の操作をしてみよう
例えば下の線(水色、点線)をまねて線を描こうとします。
描きたいように線属性を設定すればそれでも問題ないですが、この線の属性取得をすると一発で出来ます。
やり方は簡単です。右側ツールバーのをクリックします。すると属性取得が出来る状態となりますので、その状態で属性取得したい線をクリックして完了です。
この状態で線を引くと、属性取得元と同じ線を引くことが出来ます。
また、属性取得はクロックメニューにも対応しています。左AM6:00で一発なので積極的に使って時短しましょう。
ちなみにショートカット操作にも対応しています。属性取得しようとする線上でTabキーを押すことでも実行可能です。こちらも覚えておくと便利です。
他の属性取得について
先述では線そのものの属性取得を行いました。他にも線の長さと角度を取り込むことが可能です。ツールバーよりそれぞれ「線角」、「線長」をクリックすれば線の角度と長さを取得出来る状態となります。
線長:線の長さを取得
やり方は同様に線角または線長をクリックして角度または線長を取得しようとする線をクリックします。それだけで角度または線長の取得が可能です。
ちなみに下の傾斜のある線の線角度と線長取得を行いました。
線の角度は30度、線の長さは1500という事がわかりました。わかったのと同時に、これはすでにその値を取り込んでいますので、この状態で線を引けば自ずと取得元と同じ線が引けるという事です。ちなみにこちらもクロックメニューに対応していますので覚えておくと便利です。
線角取得は右PM4:00、線長取得は右PM11:00です。
JW-CADを学ぶ・極める本
職工所スタッフ厳選のよく売れているJW-CADの本を集めてみました。下の記事では、専門性や参考度などをランキング化(★5つ)して紹介。「 JW-CADの本おすすめ人気ランキング10選 」も参考に‼
↓タップしてAmazonで確認する↓