図形の中には左右対称のアイテムを組み合わせて出来上がっているものがあります。そのような図形を作図するときには反転操作を行いましょう。地道に一つずつ作図していくか、コピーと角度変更を繰り返しても可能ですがそちらの方法は手間がかかります。
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反転操作をするために
例えば下の図のように左側にある円を、基準線を軸に右側に移動させようとします。
反転させたい円を範囲選択して移動コマンドにします。
コントロールバーにあるをクリックして、最後に基準線をクリックします。
そうすると、クリックしたその基準線を基に円が反転します。
移動コマンドで説明しましたが複写コマンドで反転させれば元図も残ります。また、今回は左右反転で説明しましたが上下反転や斜めへの反転も可能です。
下図は複写コマンドにて上下反転、斜め反転をしています。
上下反転
斜め反転
実際の図形に反映してみよう
例えば下の機械図面で反対側にもモータを付けたいとします。
①中心に軸線を引きます
②モータを範囲選択して複写します
③軸線を基準にして反転します
すると、下のように反転完了しました。
最後に、補助用に引いた基準線を削除するなど少し整えます。
↑↑↑こんな感じですね。
左右対称図形は割と頻繁に遭遇します。反転操作を利用して効率的に作図を進めましょう。
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