図面作成においては作った図形の移動を行うケースが出てきます。実際に作業されている方であればよくわかると思いますが、非常によく使うコマンドです。
今回は、図形の移動について説明していきます。
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移動する対象を選択しよう
移動するにあたっては、移動する対象を選択する必要があります。まずは「移動」をクリックして移動のコマンドにします。
赤枠で囲んだように画面左下のステータスに
と表示されています。移動対象の選択をするための操作方法を表しています。
2.右クリックだとクリックした連続線が一発で選択されます。
それぞれのやり方を下図にて説明していきます。
1.左クリックで始点決めをして任意に図形選択
上図のように四角形を覆うようにマウスで範囲選択します。
始点は左クリックで始めましたが、その終点決めをする際に行うクリックの種類により選択する範囲が変わってきます。赤枠で囲んだ左下のステータスを参照ください。
と表示されています。
文字を除く図形が範囲選択されます
②右クリック
文字を含む図形が選択されます
③左ダブルクリック
範囲選択した図形と交差する線も選択される(文字は含まれない)
④右ダブルクリック
範囲選択した図形と交差する線も選択される(文字が含まれる)
※①~④のようにクリックの種類により選択範囲が変わってきます。
①終点決めを左クリック(文字を含まない範囲選択)
※ピンク色に変色した箇所が選択された範囲(文字が含まれていない)
②終点決めを右クリック(文字を含む選択範囲)
※ピンク色に変色した箇所が選択された範囲(文字が含まれている)
③終点決めを左ダブルクリック(範囲選択した図形と交差する線も選択される)
※ピンク色に変色した箇所が選択された範囲(文字が含まれていない)
④終点決めを右ダブルクリック(範囲選択した図形と交差する線も選択される)
※ピンク色に変色した箇所が選択された範囲(文字が含まれている)
という感じに左クリックで始点決めをして範囲選択をしようとすると、終点決めをどのようにするかで選択される範囲が変わります。
2.右クリックで図形選択(連続線の選択)
という感じに形成済みの図形を選択する場合には一発の操作で済むので便利です。
範囲選択が出来たら最後にコントロールバーの をクリックで確定します。
選択した対象を移動しよう
選択した範囲が確定出来たらあとは好きな場所へ移動させるだけです。これも左クリックと右クリックの使い分けで移動のやり方が変わってきますので、下図にて説明していきます。
ここでは〇を選択したとして移動の説明をします。
〇を選択確定したら左下の赤枠ステータスを参照ください。
任意な場所をマウスで選択して移動させます
②右クリック
任意な場所ではなく端点に移動させます
①左クリックで移動の場合
②右クリックで移動の場合
上図のように四角形の左下端点付近で右クリックをしてみます。
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