今回は図形の端部の処理について説明したいと思います。
端部の処理として、一つは繋がっていない別の線同士を繋げたり、繋がっているけれどごちゃごちゃしている箇所を整理する、また、既に繋がっている端部を加工する処理があります。
jw_cadでは、角の部分の適宜の整理 ⇒ コーナー、既に繋がっている端部の処理 ⇒ 面取 として扱うので下記より説明していきます。
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コーナー処理
例えば下記の図面で違う方向を向いている二線を繋げてみたいと思います。先ずは「コーナー」をクリックします。
上図のように繋げようとする線と線をそれぞれ左クリックします。
また以下のような場合にもコーナー処理は有効です。
同様の操作を行います。
その他にも同様の操作で下記のようなコーナー処理が可能です。
とにもかくにも、コーナーを使うといろいろな場面で角の整理が出来ます。作図をしていく中でコーナー処理は頻繁に使う場面がありますので是非覚えましょう!
地道に、線を引いては消す作業を繰り返すよりも効率的ですよ!
凄い。遂にJwcadに手を染められたのですね。左と右上のコーナー処理は大変良く使います。コーナーだけでなく切れた直線をつなぐのも便利です。右下の複線もメチャ使いますね。CADは同じ事をするのにコマンドの使い方は一つでは無いので奥深いです。ぜひ頑張って下さい。
— 大阪かがやき行政書士事務所 (@osakakagayaki) March 26, 2020
上記でコーナーは角の整理と言いましたが、もう一つそれ以外の処理が可能です。
線の切断をすることが出来ます。先ほど作成した線を例に説明します。
因みに「実寸」欄にチェックを入れると、レイヤーグループで指定されている縮尺の寸法となります。
面取処理
次に既に繋がっている端部の加工をしてみます。面取りとは角のある部分を均す意味があります。
これも先に作図した図形を例に説明していきます。先ずは「面取」をクリックします。
下に拡大の図で説明しますが、元々あった角の部分から設定寸法分だけ面取をしています。
また、上部コントロールバーのチェックを入れる箇所に応じて面取りの種類が変わります。
例えば角面(辺寸法)にチェックを入れての説明を上でしましたが、角面(面寸法)にチェックを入れると実際に仕上がった面取の面に対して設定寸法が反映されます。
角面(面寸法)の場合
その他の項目
ラフ図面であっても、角が尖っていない部分が尖っていたりすると何か違和感を覚えてしまうものです。印象や見た目、シルエットでイメージ良くするためにも最低限必要な面取は行っておきましょう。
モデルは面取したらかっこよくなる(CADの経験的に)
実際に物作る時も危なくない様にとか諸々の理由でちょっと角取りますから— AIL206 (@AIL206) March 7, 2019
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