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『ベクターワークス』の使い方|矢印マーク

こちらの記事では、ベクターワークスで作図の際に使う矢印の書き方について確認していきます。寸法・角度の記載や、注釈として使用する矢印の上手な使い方を確認していきましょう。

 

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寸法線のマーカーを矢印にする

寸法線のマーカーをいろいろと変える事ができます、その中に矢印もあります。

 

サンプル

 

このような寸法線を書く方法を確認しましょう。寸法線を選択します、次に「オブジェクト情報パレット」内の「寸法規格」の中から「BSI」「DIN」「ISO」「JIS」等を選ぶと、マーカーが矢印の形の物に変わります。

 

寸法規格

 

引き出し線の作成

図面内に文字を書く時は引き出し線ツールを使う事が多いいです、引き出し線の作成方法を確認しましょう。

基本パレット内の「引出線付き注釈ツール」を選択。

 

「引出線付き注釈ツール」を選択

 

 

上部タブ部分に引き出し線ツールの設定が表示されています。

 

 

引き出し線ツール

 

 文字の位置を決めてから引き出し線を書く。

 

 引き出し線をひいてから文字の位置を指定して書く。

 

   引き出し線の端点を2点に設定。

 

 引き出し線の端点を3点以上に設定、右のボックスに任意の端点数を入れる事ができます。

 

 矢印のサイズや枠の形、文字の角度等々、細かい内容の変更は「引出線付き注釈ツール設定」を使い設定する事ができます。

 

引き出し線ツールは文字の一部分だけの色を変える事ができません、一部分のみ変更したい場合は、引き出し線のグループを解除して、任意の部分のみを変更する事で対応可能です。

 

矢印線の作成

引き出し線より自由度が高い矢印線の作成方法を確認しましょう。まず、任意の形で線を書きます、その線が選択された状態で「属性パレット」の内の下部にある「マーカースタイル」を選択します。

 

「マーカースタイル」を選択

 

▼の中にいろいろなマーカーのスタイルが入っています、この中から矢印を選択します。左側の枠から選択すると、線の始点に選択したマーカーが付きます、右側の枠からマーカーを選択すると線の終点の方にマーカーが付きます。真ん中の鎖マークにチェックを外しておくと、選択したマーカーが両端に付く形になります。

 

選択したマーカーが両端に付く

 

マーカーはもちろん曲線にも使用できるので、任意の角度表記等で使う事ができるでしょう。

 

任意の角度表記等で使う事ができる

 

マーカーを編集して自分好みのマーカーを作る事も可能です。

クラススタイルの下部の「マーカーを編集」をクリック、編集の元となるマーカーを選択しダブルクリックすると「マーカー編集」のダイアログが出ます、その中で面や底辺、角度や長さ等、編集が可能です。自分仕様のマーカーを作成してみましょう。

 

自分仕様のマーカーを作成

 

このように、注釈用の矢印や寸法・角度を記載する矢印は、自分仕様にカスタマイズができるため、自分仕様のマーカーを作成したら、フォーマットとして保存しておくと良いでしょう。フォーマット用のファイルを作り、そこからコピペで持ってくる方法や、寸法線の場合は、オブジェクト情報パレット内の「寸法企画」から「カスタマイズ」を選択し「取り込み(I)」からファイルを選択して、作成した寸法マーカーを選択すれば、取り込む事ができます。

 

寸法線の場合

 

 

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