こちらの記事では、ベクターワークスでの作業で、オブジェクトの作成の仕方と区画内の面積を確認する方法を確認していきましょう。
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オブジェクトの作成
ベクターワークスでは、さまざまな形状に対応する多角形ツールが用意されています、その中で使用頻度の高い四角形ツールと多角形ツールとダブルラインツールを使って、オブジェクトを作成してみましょう。
四角形
基本ツール内の四角形ツールをクリックして画面上にカーソルを持っていきます、作成する左上の頂点がクリックしたポイントになります、そこから右下の頂点部分までクリック&ドロップすると任意のサイズの四角形が完成します。四角形ツールのメニューバー内で最初の頂点を任意の物に変えて作図する事も可能です。
また、四角形ツールをダブルクリックすると四角形の生成ダイアログが出ます、ここからサイズ指定の四角形を作成し作図する事も可能です。
多角形
基本ツール内の多角形ツールをクリックして画面上にカーソルを持っていく、クリックしたポイントが頂点となる多角形が作成されます、最後は最初の頂点にスナップをかけて多角形を閉じます。
ダブルライン多角形
基本ツール内のダブルライン多角形ツールをクリックして画面上にカーソルを持っていく、多角形ツールと同様にクリックした点が頂点となる、ダブルラインの多角形ができます。壁を作図する際などによく使用します、その際に中心の芯にスナップしてを壁を作図したり、任意の数値芯からずらして作図する事もオフセットモードを使う事で可能です。また、ダブルライン多角形を多角形ではなく線として作成する事も可能です、こちらもメニューバーより設定を開きオプションメニューから「線を作る」を選択する事でダブルラインの形状となります。
面積算定の仕方
面積を求めたいオブジェクトを選択すると、データパレット中に面積が表示されています。
こちらの数値が㎡の単位になっていない場合は、下記の手順で単位を㎡に変えましょう。
メニューバーから「ファイル」→「書類設定」→「単位」
単位の編集ボックス内の「面積」の中の「単位」を「平方メートル」に変更します。「精度」の数値は表示される㎡数の小数点以下表記になります、指定した小数点以下は非表示となり直下の数値の5以上繰り上げで表示される形となります。
多数のオブジェクトを選択した状態で面積を求める事も可能ですその場合は、求めたいオブジェクトを「Shift」キーを使い多数選択した状態にすると、オブジェクトボックス内に表示された面積は選択したオブジェクトの総数の面積になっています。作図する上で必要となってくるオブジェクトの作成、そして区画内の面積の算定は様々な業種で活用できる機能になっていると思います。内容をよく理解し使いこなす事でより多くの作業をベクターワークスで行えるようになるでしょう。
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