レイヤーをはじめとした作図するにあたって選択できる情報のことです。3DCADにおいては性質、特徴、材質等を指し、2DCADのおいては線種、カラー、使用ツールを含む要素を指します。
ツール内属性取得を使用することで全く同じ属性を再度使用することが可能で、ソフトによってはタグ付けを行ったり目視できる以外の情報を登録することも出来ます(設計者や重心、密度等)。
やり取りを行うクライアントさんや意匠設計、構造設計の方とこの材質を使う部分はこの属性で統一するなど共通認識を持つことで言語化せずに製作物の特徴やつくりをスムーズに共有できます。とはいえ、各会社や案件、使うソフトによって異なってくるので、安全性や構造の観点からしても出来上がった図面を確認し不明瞭な点は個人で判断せず、やり取りの中で整合させていくことが必要となります。
作業を完成させることにおいて目に見えてわかる設計や数値も重要ではありますが、細かな属性という部分まで明瞭にすることも完成度に大きく関わるのでしっかりと設定することが大切です。