輝度とは、サーフェスによって反射された、明るさの値のことをいいます。サーフェスについて、どれくらい明るくするか、もしくは暗くするのかの計測値のことになります。
ここでは輝度について解説していきます。
輝度の定義について
輝度は面光源(エリアライト)を観測点から見たときに、観測点を通過する単位面積、単位立体角から放射される光束量によって表されます。
ライトの明るさを輝度で比較する
長さ1,000mmの40WLEDライトと、長さ400mmの20WLEDライトを比べます。両者とも輝度5,000だとしても、W数の大きい40Wの方が明るいと言えます。
より具体的に説明すると、輝度の値は同じだとしても、長いLEDライトの発光面積が大きいため、1,000mmの方が明るいと言えます。
Mayaでの光量調整について
Mayaにて光量を調整する方法は大きく二つあります。
- ライトアトリビュートより強度(Intensity)を調整
- アトリビュートエディターのArnoldよりExposureを調整
Intensityは相当数値を上げないと、光量が大きくならないため、Exposureにて調整する事でとっつきやすくなると思います。Exposureを使用する際、ArnoldにはSampleなどの様々な機能があるので併せて調整していくのが良いと思います。
今回はMAYAにて説明しましたが、どの3Dソフトウェアにも関係しているので是非学んでみてください。