光の三原色である、赤(Red)・緑(Green)・青(blue)を表す言葉で、混ぜると白色に近づく色の表し方(加法混色)です。モニターやテレビの画面の様な発光する媒体で使用されている色の表現方法です。
ここではRGBについて解説していきます。
コンピュータでの表現色について
通常コンピュータでは、RGBをそれぞれ8bitで表現します。
表現できる明るさの段階は、256通りになります。RGBの3色を組み合わせると256×256×256の24bitフルカラーで1677万色です。RGBは光の3原色といわれています。
- 赤・・R 255、G 0、B 0
- 緑・・R 0、G 250、B 0
- 白・・R 255、G 255、B 255
MAYAでは、マテリアルのベースカラーを指定する際に触れることが多いです。
他にも16bitや32bitで表すRGBもありますが、bit数が多くなるにつれてデータ量も増え、表示できるモニターなどの制限や一般人には判別がつかない為、基本的には8bitのRGBを使用します。
Bitとは
Bitとは、PC上においての単位の一つ。二進数で表す数字のことで、8bitは2進数の八桁で1Byteとも表されます。普段使用するJPEG画像は、8bitで構成されたデジタル画像です。
mayaでのカラースペースの変更の仕方
mayaでは、カラースペースを変更することが多々あるので紹介します。
レンダリングスペースでのカラースペース
レンダリング時に出力される画像の表示色を変更することができます。
対応のモニターなどがあればRec.709やAdobeRGBなどを使用することもできます。
※対応のモニターが無くても使用できますが、対応していないので推奨しません。
Rec.709とは
Rec.709、BT.709およびITU 709としても知られるRec. 709は、ITU-Rによって高精細度テレビジョン放送のエンコードと信号特性について制定された標準規格です。
AdobeRGBとは
AdobeRGBは、通常のRGBとは違い、G(グリーン)の領域が広いのが特徴です。つまりより鮮やかな緑色を表現することができます。
テクスチャでのカラースペース
テクスチャを張り付ける際、ラフネスやメタルネスなどのカラースペースを変更します。
※ラフネス、メタルネス、ハイト、ノーマルなどはカラースペースをRAWにする頻度が高いので押さえておきましょう。
今回はMAYAにて説明しましたが、どの3Dソフトウェアにも関係しているので是非学んでみてください。